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突然ですが、あなたに質問です。

「もし今日が人生最後の日だとしたら、あなたが今日やろうとしていることは本当にやりたいことでしょうか?」

この言葉は、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏のスタンフォード大学でのスピーチの一節です。

このスピーチ自体はとても有名なので、知っている人も多いかとは思いのではないでしょうか。「知っているよ!」「聞いたことあるよ!」そう思われる方も多いでしょう。

しかしながら、この言葉を日々自分に問いかけ、毎日本当にやりたいことに没頭した人生を送っている人はどのくらいいるのでしょうか?

ジョブズと全く同じ言葉であるかどうかは今考えるべき問題はありません。私の質問の本質は、あなたが今日という一日に対し、どれくらい真剣に向き合っているのかどうか?です。

おそらく数はグッと減るに違いないでしょう。

時間は朝7:00、あなたは目を覚まし、朝食を食べて歯を磨きます。仕事着に着替えて、「行ってきます!」と眠い目を擦りながら、様々な臭いが充満した満員電車で会社に向かいます。

いつも理不尽な上司に頭を下げ、退屈な会議ではコクリコクリ。やっとの思いで迎えた金曜日。ガヤガヤと賑わう居酒屋で、同僚と会社や上司の愚痴をこぼしながらストレスを発散。

「明日からの週末は一切仕事のことを忘れリフレッシュするぞ!」そんな、仕事とプライベートが完全に分断された生活。

楽しい週末はあっという間。日曜日の夜、この時間になるといつも現実に引き戻される。

「明日から仕事かぁ〜もう寝ないとな」そんなことを思いながら早めに就寝…。そしてまたいつもと同じ、月曜日の朝が始まる。

人は習慣の生き物。ルーティンに安住します。

人は誰しも安心感を感じ続けていたい。そして安心感を感じるためには、変化を避け、固定されたルーティンを機械のように何度も繰り返し続けるのです。変化しなければ、これ以上悪いことは何も起こらないから。

もちろんそんな日々に対し、抵抗を試みたこともあります。上司に意見を言ってみたり、誰かに相談してみたり、何か新しいことを始めようとしてみたり。でも結局、人生は何も変わりませんでした。

そして人は不満を言いながらも、今までと同じ生活を繰り返すのです。その方が安心だから。重い腰を持ち上げて、今の生活に疑問を持ち変化を起こしたとしても、その先に幸せな未来が待っている保証なんてどこにもない。

だったら変わらないことを選択し、今のままでいいんだ。これが自分の幸せなんだ。このくらいの人生がちょうどいいんだ…。

そうやって人は元々描いていた夢や理想をどこかのタイミングで諦め、現実世界を生きることを決めてしまいます。そしていつしか夢や希望を持っていたことすら忘れてしまうのです…。

本当にそのままでいいのでしょうか?

人生は一度きり。死ぬ時に「あれもやっておけばよかった」「これもやっておけばよかった」そんなことを思ったとしても、もう遅いのです。

私自身も人生の答えを探して、たくさんの時間迷ってきました。

大学を卒業し、エスカレーターを登るように就職しました。当時はやりたいこともなかったので、大企業という安定性と親を安心させたい、そんな想いで就職先を決めました。

しかし社会人になって少し経つと、私の中にこんな疑問が湧いてきました。

「私が心から望む人生とは何か?」
「私が心からやりたいと思えることは何か?」

とにかく社会や仕事が退屈で仕方なかったからです。会社という大きなシステムの一端を担い、決められた役割をロボットのようにこなしていく。そんな毎日に嫌気が差していました。

当時はまだ転職が今ほど一般的ではなかったので、周囲に相談すると全員口を揃えて「3年は働きなさい!」と、ここでもロボットのような大人が、RPGゲームの街人のように同じセリフを繰り返していました。

「このままじゃダメだ!」そう思い立ち、沢山の本を読み漁ってみたり、実際に転職してみたり、人生の目標になりそうな人の話を聞いてみたりしましたが、結局はどこにも私が探し求めている答えはありませんでした。

当時はなぜ見つからないのか分かりませんでしたが、今となってはその理由が明白です。それは、自分の外側に答えを探し求めていたからです。この世界のどこかに自分の理想とする生き方や仕事があるだろう、そう思っていたからです。

前述の2つの質問は、10人に聞けば10通りの答えが返ってくるでしょう。なぜなら人によって求めるもの、すなわち願望が異なるからです。

願望とは、願い望むもの。あなたが手に入れたいと、心を躍らせるものです。そして手に入れたことを想像すると、人生の成功を感じることができるものです。

願望は、人との比較の中には存在しません。誰かよりも優れたいと思うもの、過去のコンプレックスから実現することに執着しているもの、それらは本当の願望ではありません。

前述の通り、10人いれば10通りの願望が存在します。だからこそ、自分自身の中に存在する願望、本当に心が求めていることに耳を傾ける必要があるのです。

あなたはすでにあなた自身の願望、本当にやりたいことや望んでいる人生を知っています。外側に答えを探し続けるのではなく、自らの願望に対し素直になり、叶えるために行動を起こし続けることが大切なのです。

本当にやりたいことや、生きたい人生から目を背けないでください。

「何でも成功すると言われたら、あなたは何をやりたいですか?」
「何でも成功すると言われたら、あなたはどんな人生を送りたいですか?」

今、あなたが心の中で考えていること、それが願望であり、本当に心から望んでいる人生であるということを思い出してください。

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