このブログでは、ワクワクという感覚の重要性について伝えてきました。

好きなこと(本当にやりたいこと)に情熱を注ぎ、理想とする人生を生きるためには自分の内側に存在する「ワクワク」という感覚を取り戻すことが必要不可欠です。

何にも難しく考える必要はありません。ワクワクするコトは、あなたが心から好きだと思えることです。

童心に帰ったような気持ちになれ、時間を忘れて没頭・熱中できるコト。そして「もっと知りたい!」とあなたの中にある知的好奇心を刺激してくれる対象です。

キャリア設計という観点においても、そんなワクワクするコトを仕事にするのが好ましく、あなたにとって良いことしかありません。

もしあなたが心から好きなコトを仕事にできれば、良い意味で仕事とプライベートの境界線がなくなっていきます。なぜならば、誰からも強制されることなく「もっとやりたい!」と思うからです。

嫌いなコトをやっていると強い疲労感を感じますが、好きなコトに没頭して取り組んでいる時は疲れを感じにくいものです。

また自分がやっている仕事に対して自ら学びたいと思うし、もっとできるようになりたいと自然に努力をするので成果にも繋がりやすく、結果的に金銭的な報酬の獲得にも繋がります。

アメリカの心理学者、ミハイ・チクセントミハイ氏は研究の結果、フロー状態(1つの物事に没頭している状態)は人の幸福度を高めるとも提唱しています。

つまり好きなこと(熱中できること)を仕事にすることは、人にポジティブな影響をたくさん与えてくれるということです。

しかしながら、私はその人らしいキャリアや生き方を実現していく上で、もう一点考慮すべき点があると考えています。

それが、このブログのタイトルにもなっている「独立かサラリーマンか?」の選択です。

自分らしいキャリアや生き方の実現には、ワクワク(没頭)を感じられる仕事×働き方といった掛け算が考えられます。

私は20代の頃、ベンチャー系の某転職エージェントで働いていました。その頃はセールスパーソンとして、毎日のように経営者や会社役員の方々と商談をしていたのですが、ある1人の経営者の方がこんなお話をしてくれました。

「いいか、世の中に就職する会社という入口は沢山あるが、出口の数はそんなに沢山ないんだよ。せいぜい6本くらいで、大企業で役員クラスになるか平社員のままで終わるか。また大企業以外で役員クラスに上り詰めるか、平社員のまま過ごすか。会社を興して経営者になるか、フリーランスという生き方を選択するか?せいぜいこれくらいしかないだろう。お前はどうしたいんだ?」

私はこの問いかけをされた時、ハッとしました。それまではどんな仕事や会社が自分に合うかばかり考えていたのですが、出口のことは意識できていなかったと気付かされました。

その問いかけをされた時、瞬間的に浮かんできたのは「経営者かフリーランス」といった独立という生き方でした。

それ以降は、自分のやりたいこともそうですが、今の自分のやっていることや学んでいることが、自分の理想とする「経営者かフリーランス」という生き方を実現することに沿っているかどうかを常に意識するようになりました。

人の脳は、同時に複数のことを考えることができません。また生まれた空白を埋めたくなるという機能を持っています。

経営者にもなりたいし、フリーランスにもなりたいし、大企業で役員でも良いなぁと漠然と考えていると、それぞれの道に対しどうやって実現するかの道筋を考えなければいけなくなってしまします。

その結果、全てを同時に考えることは不可能なので行動が中途半端になり、どの道も実現できずに時間だけが過ぎていくというのが関の山です。

だからこそ、まずは自分がどの道に進めば幸せを感じ、最も自分らしく成功できるのかを早めに知り、どの道にするかを選択しましょう。

選択をすれば、自然と頭の中に「どうやって実現すれば良いか?」空白が生まれ、実現のために必要な情報やアクションを集めることができます。

どんなにワクワクするコトを仕事にしていたとしても、サラリーマンとしての生き方では幸せを感じられない人がいます。

またその逆も然りで、独立という生き方ではなく、サラリーマンという生き方の方が合っている人と感じる人もいるということです。

大切なことは、自分に合った生き方を見つけること。誰かと比較したり、比べたりする必要は一切ありません。

ぜひ6本の道の話含め、このブログがあなたの人生をより良くするきっかけになってもらえれば幸いです。

このブログに辿り着いたあなたが、自分らしい人生を実現することを心から祈っています。

▼公式LINEとお友達になると最新のブログが毎回あなたのスマホに届きます♪▼

登録はコチラ▶︎ https://lin.ee/hqUh0IC