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このブログでは、心から望む人生を明確にするための5つの講座と題して、ノートを活用した5つの有効なワークをご紹介していきます。

まず1つ目は、自分のこれまでの人生を振り返るための「自分史作り」です。

自分史を作成することで、現在に至るまでのモチベーションの上下や感情の浮き沈みを可視化することができ、自分の人生を客観的に整理することでより自己理解をより深めることができます。

心から望む人生や未来について考える上で、いきなり将来のことを考えるのではなく、まずは今まで自分が大事にして生きてきたことや、自分の歴史の中に脈々と一貫して流れる自分らしさを明確にしていきましょう。

そうすることで、漠然と人生を変えなければいけないという自己否定的な悩みから解放され、自分のこれからの人生において何を変え、何をそのままにすればいいのかを明確に理解することができます。

まずは手元にお気に入りのノートとペンを用意してください。大事なポイントは “お気に入り” であることです。

ノートや手帳の管理が続かないという人も多いのではないでしょうか?習慣形成のポイントは、自分のご機嫌をどう取り続けるか?です。

人はやっている行動が自分にとって心地良いと認識すると、もっとやりたいと感じその行動へのモチベーションが高まります。

つまりノートを取るという行動を、どうやって自分にとって心地良い行為であると認識させるかが、習慣形成の大きなポイントとなります。

そのための1つの手法が、お気に入りのノートとペンを用意することです。お気に入りのノートとペンを用意するだけで気分が高まり、ノートを早く取りたいという気持ちにさせてくれます。

では、ノートのまだ記入していない、新しい見開き1ページを開いてください。

ノートのサイズについて良く聞かれるのですが、特段決まりはありません。ただあまり大きすぎても持ち運びが大変だし、小さすぎても文字が書きづらいので私はA5サイズを愛用しています。

ちなみに私毎日3冊のノートを、用途に合わせて活用しています。どんな用途で使い分けているかは、また別の機会にご紹介したいと思います。

ここからは、自分史の具体的な作成方法について説明していきます。ステップは、以下の流れです。

STEP1: 線を引いて時間軸とモチベーション軸の2つを分ける
STEP2: 幼少期・小学校・中学校・高校・大学・社会人と年代を分ける
STEP3: 特に印象に残っている場面に点を書き込む
STEP4: 点をつないで曲線を描く
STEP5: 点を書いた時期にあったことを言語化する

STEP1: 線を引いて時間軸とモチベーション軸の2つを分ける

自分史は、縦軸と横軸の2つの軸に分けて作成します。縦軸ではモチベーションの高さ、横軸では時間の流れを表現します。

STEP2: 年代を分ける

書き始めると分かることなのですが、思い出しやすい記憶と思い出しにくい記憶が存在するでしょう。結果的に情報量が多い年代と少ない年代に分かれてしまいがちなので、幼少期・小学校・中学校・高校・大学・社会人など、自分が分けたいと思う年代区分をあらかじめ用意しておくことで、均等に記憶を掘り出すことができます。

STEP3: グラフに点を書き込む

過去を振り返りながら、当時のモチベーションに点を打ち込んでいきます。なかなか思い出せない場合は、当時の写真やビデオ、卒業アルバムを見ると大事な記憶を思い出すことができます。

STEP4: 点をつないで線を描く

一番最近まで点を打つことができたら、その点を線で繋いで線を描いていきます。線として可視化することで、今までの人生のモチベーションの推移を知ることができます。

STEP5: 点を書いた時期にあったことを言語化する

完成した曲線をもとに、記入した点の近くに箇条書きで構わないのであった出来事や印象に残っていることをメモしてみましょう。もし点の出来事を言語化している中で、一緒に思い出される忘れていた記憶が出てきたら、それもすかさずメモをとりましょう。「そういえば…」と沢山の記憶が蘇るはずです。

グラフが完成したら、新たなノートの1ページを開き、以下の10個の質問に答えてみてください。

あまりじっくり考えすぎず、直感を大切に自分の中から湧き出てきた言葉をひたすらペンで言語化していくことがポイントです。では、一緒にやってみましょう!

〈心から望む人生を明確にするための10の質問〉
Q1. これまでの人生において最もワクワク、充実していた時期はいつですか?
Q2. なぜそう感じましたか?エピソードと共に記入してください
Q3. これまでの人生において最も苦しかった、大変だった時期はいつですか?
Q4. なぜそう感じましたか?エピソードと共に記入してください
Q5. これまでの人生において最も許せないと怒りを感じた出来事はありますか?
Q6. なぜそう感じましたか?エピソードと共に記入してください
Q7. 人生において座右の銘としている言葉を理由と一緒に3つ挙げてください
Q8. あなたの人生にタイトルをつけるとしたらどんなタイトルになりますか?
Q9. これから先の人生において、今日この場に置いていきたい考え方や価値観、思想は何ですか?
Q10. あなたがこれからの人生において、持ち続けていたい考え方や価値観、思想は何ですか?

ここまでやってみていかがでしたでしょうか?おそらく自分史を作成する前よりも、自分の人生について理解を深めることができたのではないかと思います。

前回のブログで人の脳は同時に複数のことを考えられないと伝えました。また同様に、脳は生まれた空白を埋めたくなるという機能を持っています。だからこそ、どんな目的を持って取り組むかで、あなたが思い出す記憶が変わってきます。

自分の強みを知るために過去を振り返りたいと思えば、そのために必要な過去の記憶が思い出されますし、今回のように理想の人生を明確にするために過去を振り返りたいと思えば、そのために必要な過去の記憶を引っ張り出すことができます。

おそらくこの自分史作成のワークを通じて、ポジティブな記憶もネガティブな記憶も思い出されてきたと思います。

しかし理想の人生を明確にするために出てきた記憶なので、おそらくほとんどがあなたにとって大切であり必要な記憶です。

ぜひこれからの未来に持ち行ってあげてください。いつか全ての出来事は自分にとって必要な出来事だったと、思える日が来るでしょう。

次回は理想の未来を明確にするための方法をこのブログでお伝えしていきます。楽しみにしていてください♪

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